普段あまり体を動かされない方、他のスポーツ、武道の経験がある方、学生、社会人、入門を考えられている方々にも様々な背景があると思います。大道塾では、社会体育というコンセプトを柱に、それぞれが自由に、自分にあったスタイルで武道を楽しんでいます。寮生として本部に住み込んで格闘家を目指す、健康のために週一で通う、北斗旗を狙う、色んな試合に出て経験を積む、美容の為に爽快な汗を流す、など人それぞれに違った目的を持って、また、お互いにそれを認め合いながら、練習に励んでいます。
定例の稽古は金曜日の午後7時からと日曜日の午前10時からで、水曜日の午後7時からが自主トレです。
練習場所には直接見学に来ていただいてもOKです。他団体も同じ場所で練習しているので、空手着の胸の部分に「大道塾」と刺繍されている人を探して気軽に声をかけてください。練習場所の新宿スポーツセンター3階武道場(新宿区大久保3-5-1TEL:03-3232-0171)は山手線高田馬場駅から歩いて10分くらいです。駅を出てすぐのBigBoxというビルの1階に交番があるので、そこで聞かれても良いでしょう。スポーツセンターは場所を借りているだけなので、大道塾については教えてくれませんが、開館時間や場所の問い合わせは電話で答えてくれると思います。
日曜日は3階武道場が貸しきりのことがありますが、その場合は、4階の第2武道場か、近くの新宿コズミックスポーツセンターの1階武道場で行います。
(*注:2000年8月6日より、毎月第1日曜日のみ、総本部新設道場を使用しての新宿支部練習(サンドバッグ練習を中心とした稽古)となります。)
個人使用日の場合にスポーツセンターに入館する際には、3階武道場の入館シールを購入し、3階まで上がってきてください。
運動できる服装で着ていただければ、練習を体験していただくこともできます。
私は新宿支部に所属していますので、自分の経験を元に解説します。入門して最初の10回はフォームを覚えるために、ほぼ個別指導で、ジャブ、ストレート、フック、肘、前蹴り、回し蹴り等の動作をゆっくりと繰り返します。支部によって違いますが、基本のクラスが別に設けられているところと、一般のクラスを行っている同時間に、練習を分けて行うところがあります。基本を終えたら、一般の移動稽古に参加します。移動は、基本動作(パンチやキック)を組み合わせて、コンビネーションをマスターするために行われます。さいしょのうちはちょっとキツイかもしれませんが、打撃のフォームとコンビネーションを体に覚え込ませる事ができる、非常に有益な有酸素運動です。一般に移った後の練習の流れは、まず挨拶があって、ストレッチ+準備体操(5分)、基本(10分)、移動(30分)で、休憩を5分ほど取り、スパーリングや技の研究等(60分)を開始します。1回の練習はトータルで約2時間弱です。
2002年10月より護身を始めます。詳しくは「護身」をご覧ください。
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| 移動稽古 |
大体2ヶ月くらいの間隔で、打撃、投げ、寝技等の研究を繰り返します。師範・師範代・指導員の指導の元に、特定の技を繰り返して覚えたり、その対処法を学んだり、攻撃と受けを決めて稽古したりします。スパーリングは2〜3分を1回とし、数回を相手を変えながら繰り返します。大道塾のルールは2種類あります。初心者である黄色帯以下が、顔面へのパンチを禁止した基本ルール、緑帯以上がスーパーセーフを着用しての顔面打撃・投げ・関節ありの北斗旗ルールです。これらをベースに、打撃のみ、パンチのみ、蹴りのみ、打撃+投げのみ等の様々な組み合わせで、その日の自分のテーマに沿ったスパーリングを組み立てます。
ベンチプレス/スクワット昇級時参考重量(単位:kg)(*必須ではありません。)
| 帯・体重 | 50kg台 | 60kg台 | 70kg台 | 80kg台 | 90kg台 |
| 黒帯 | 90/120 | 95/130 | 100/140 | 105/150 | 110/160 |
| 緑帯(3・4級) | 80/110 | 85/115 | 90/120 | 95/130 | 100/140 |
審査日の一週間前までの規定稽古日数
| 級 | 10-8 | 7 | 6 | 5 | 4 | 3 | 2 | 1 | 初段 |
| 総日数 | 15-20 | 40 | 60 | 80 | 100 | 120 | 140 | 190 | 250 |
入門時は白帯から始まります。昇級には、上述の出席日数と、スクワットとベンチプレスをクリアし、さらに、基本的体力のチェックとして、指導員が100数える間に70回のジャンピングスクワット、拳立て伏せができなければなりません。約2ヶ月に1回毎行われ、同級のものとの試合によって審査されます。また、場合によっては、昇段審査を受ける先輩の10人組み手の相手をする事もあります。ここでは勝敗ではなく、受審する級に技術が達しているかどうかで判断されませす。私は何回か落とされたので、とにかく数を受けてクリアしました。因みに私は入門7年半で、初段黒帯です。(2度受けた10人組み手では、ぼろぼろになりました。)毎日道場の通う塾生は別として一般的に黒帯までは5年から7〜8年かかるようです。
試合は春に体力別、夏に新人戦、秋に無差別が行われます。それぞれ、各地方ごとに予選があり、選ばれた選手によって、北斗旗が争われます。(新人戦は夏の合宿時のみ。)最初の2年間くらいは黄色帯以下の基本ルールによる交流試合に参加します。試合を審査として申請する事も可能です。基本ルールでは、素手、素足で相手の全身(金的はなし・顔面は蹴りのみ)を殴る・蹴るして倒します。実際の試合では結構痛いんですが、耐えられないほどではないので、あまりKOはありません。どちらが押していたかの判定で勝敗がきまります。(でも最初のうちはあとで腫れます。すぐに慣れて腫れなくなりますが。)緑帯を取ると、スーパーセーフを着用しての顔面への打撃と投げができるようになります。強化プラスチックなので、グローブ空手やボクシングのように鼻が折れるとか、視力が落ちる等の障害からは守られます。しかし、顎に打撃が入るとやはり効いてしまうので、KOも良くあります。茶帯以上はこれに寝技が加わり、総合的な技術が要求されます。
夢枕獏先生の「空手道ビジネスマンクラス練馬支部」のモデルにもなったビジネスマンクラスの存在も重要です。また、美しく強力な女子部・活発な少年部もあります。総本部では時間を分けて行われているようです。私の所属する新宿支部ではそれほど大人数ではないので、みんないっしょに練習しています。ビジネスマンクラスと一般部の厳密な区別はありません。30才以上の希望者は、ビジネスマンクラスとして審査を受けたり試合に参加したりすることができます。審査ではベンチプレス/スクワットが免除されます。また、試合時間は一般部が3分なのに対して、1分30秒という違いがあります。
入門費が10,500円で、道着は号数にもよりますが、8,400円前後、月会費が6,300円です。これ以外に、1年に一回塾生証の更新費用が2,000円です。
私個人は社会人になってある程度まわりが見えてきた頃、空手をはじめました。(実は成田美名子先生のアレクサンドライト:白泉社刊全7巻に影響されたというないしょの理由もあります。)大道塾にした理由は、投げ・関節があって自由かつ現実的に見えた事と、スーパーセーフがあるので顔がつぶれずにすむだろうと思った点です。デスクワークだったので、なんとなく体が動かしたくて空手雑誌等を見てたんですが、直接大道塾を知ったきっかけは高田延彦氏が表紙の雑誌ターザンの記事です。(いちおう、いまでもとってあります。)そのあと、Niftyで質問して、薦められたので大道塾に決めました。ひとそれぞれに武道を目指したくなる理由は色々あると思いますが、とりあえず、一歩踏み出してみるのが良いかも知れません。自分に合わなければ、そのあとで別の事を探せば良いでしょう。私自身、いちばん最初に総本部に電話するだけで、非常に緊張したのを覚えています。そのとき参照していたターザンには、雑な私の字で練習時間や場所等のメモ書きが残っています。最初のうちは練習がきつかったですが、今では仕事でキーボードを打っている間にもパンチやキックが出したくてうずうずしてしまいます。
何か質問があったらメールをください。私なりにでもアドバイスができれば幸いです。